着物の仕立て・お直し・クリーニングのことなら
アシスターの松井です。
11月といえば、七五三の季節ですね。
お子さまの健やかな成長をお祝いする七五三
今年はいつにされるご予定でしょうか?
正式な七五三の日は11月15日ですが、
週末や祝日にご家族でお祝いをされる方も多いかと思います。
今年2024年は、15日前後の日曜日
11月10日や17日も日柄が悪くないので
計画しやすい日が多いのも嬉しいですね。
七五三の着物をお直しできます
七五三で着るお着物は、思い出に残る大切な衣装です。
しかし、三歳や五歳のお子さまが着るお着物は産着から、
成長に合わせてサイズ調整が必要になることもあります。
「肩上げ」と「腰上げ」というお直しです。
たとえば、お姉ちゃんが着たお着物を妹に着せようと思ってクローゼットから取り出してみたら、
サイズが合わなかったりして、直前で焦ってしまう…というのは、よくあることなんです!
七五三のお着物に欠かせない「肩上げ」と「腰上げ」
お子さまの成長に合わせた着物のお直しとして
「肩上げ」「腰上げ」は必須といっても良いでしょう。
揚げをつけると、お子さまの体型にぴったり合った仕立てになり、きちんとした着姿が整います。
それでは肩上げについて
肩揚げは、肩の部分で着丈を調整し、
着物の肩が余らないようにするお直しです。
着物の肩の部分の生地をつまみ上げて縫うことで、
裄(ゆき)の長さをお子様の腕の長さに合わせて調整します。
腰揚げは、着物の腰の位置で丈を調整し、
お子さまの身長に合わせて着丈が長くなりすぎないようにするお直しです。
大人と同じように腰ひもを使って
おはしょりを作る方法もありますが
小さなお子様なので
着崩れ防止のため縫い合わせることをお勧めしております。
袖の丸み付けは
通常産着は大名袖(筒袖)といって
丸みの付いていない袖になっております。
その大名袖に丸みを付けるお直しをします。
着物のお直しは「1か月前」が目安
七五三のお直しは、通常1か月程度のお預かり期間が必要です。
もし「七五三の準備をしよう!」と思い立った時には
お着物のサイズが合っていないとわかったら、すぐにご相談いただくのが安心です。
10月中旬以降はお直し依頼が増える時期で、
特に人気のシーズンですので、なるべく早めにご依頼いただくと確実です。
お日にちが迫っている場合は「特急」「超特急」のオプションもありますが、
通常よりも料金が追加になりますので、早め早めの準備が賢明です。
こちらの七五三の着物のお直し
①肩上げ②腰上げ③丸み付け
長襦袢も合わせてセットで
20,900円(税込)
となっております。
ご相談の際には、お子さまの身長や体重がわかるとスムーズにお直しできます。
七五三のお着物、お直しが必要かも?
と思われたら、まずは一度お着物を取り出してみて、
肩揚げや腰揚げがされているかご確認ください。
特にご親族のお宅や収納の奥に保管されている着物は、いざという時にサイズが合わないことが多いです。
七五三を快適に迎えられるように、
事前に準備することが大切です。
七五三のお着物のお直しが必要な場合は、
ぜひお電話、メール、またはLINEでご連絡ください。
今シーズンの七五三も、
たくさんの笑顔あふれるお祝いの一日となるよう、お手伝いさせていただきます!