当社は着物の仕立てや作務衣などのお仕立てはもちろん
着物⇒リメイクもご要望があれば承っております。
今回はそんな着物リメイクの中から
着物からアロハシャツにリメイクについて書いていきます。
そもそも着物とアロハシャツは
密接なつながりがあります。
というのも、
アロハシャツは
日本からハワイに移住が始まった1868年に
移住をした日本人が、
ポルトガル人が持ち込んだパラカという作業着をモデルに
着物や浴衣を解いて作り直したことが起源と言われています。
1930年代(第2次世界大戦前)にハワイで本格的に作らるようになったアロハシャツは
ハワイの業者さんが京都の染物屋さんに生地を依頼していたそうですよ!
なので、アロハシャツには
金魚の柄や虎の柄など和風のものも多いんですね!
それで、今回のご依頼は
着物を解いてアロハシャツではなくて
反物をアロハシャツにする過程をまとめてみました。
↓ ↓ ↓ ↓

↑今回のご依頼者 アシスターの動画やブログを編集してくれているシュウキャクムギムギ
メルカリで着物の反物を見つけて購入
その後アシスターに持って来てくださいました。

↑反物をそれぞれのパーツに合わせて裁断します。

↑衿や身頃などをミシンで縫い合わせていきます

↑ポケットなどできる限り柄を合わせて縫います

↑ボタンはもちろんヤシの実
※アロハシャツのボタンはヤシの実やヤシの木で作られたものが
正当なアロハシャツであるという意見もあるそうです。
プラスチックなどのボタンだとプリントシャツとかアロハ風シャツと呼ぶそうな・・・

↑仕立て上がりました!
通常、反物1反だと2枚のシャツをお仕立てできます。
(体の大きい方だと1枚です)

↑シュウキャクムギムギさんに羽織ってもらいました。
身長174センチ体重70kgでこのサイズ感。
もう1枚は奥様用で
身長160センチの女性用でお仕立てしました!
こんな感じで反物からアロハシャツにお仕立てすることができます。
アロハにする素材は
綿やポリエステルが向いています。
シルク(絹)の素材でもできないことは無いですが
お手入れ(お家で洗濯する)が難しいのであまりお勧めはしません。
ということで
アロハシャツのお仕立てのお値段は・・・
反物からアロハシャツ |
11,000円 |
着物(小紋柄)からアロハシャツ |
16,500円 |
着物(訪問着)からアロハシャツ |
19,800円 |
※税込みのお値段です
オリジナルのアロハシャツが欲しい!
という方は
ぜひ一度アシスターまでお問い合わせくださいませ!

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。