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裏地縫い~振袖のお仕立てを解説します⑫~

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着物の仕立て・お直し・クリーニング
アシスターの松井です。

 

いよいよ残すところあと3回になってきました。
振袖のハイテク仕立て(ミシン仕立て)の工程です。

 

前回は衿を作っていきました。
広衿をテンポ良く作っていく様子は美しかったですよね。

 

今回は裏地縫いです!

 

裏地縫い

 

振袖 仕立て

↑待ち針を打っております。

 

振袖の裏地は
八掛と胴裏なんですが

 

なぜ裏地だけを縫うのかと言いますと

 

着物のお仕立ては
表地と裏地をあらかじめ縫っておいて
仕上げで合体させるからです。

 

※オーダーメイドだと裏地と表地を別々に作りますが
既製品は表地と裏地を同時に縫うこともあるそうです。

 

白い生地が胴裏
赤いのが八掛です。

 

振袖 仕立て

 

ミシンの糸を生地によって変えるため
最初は赤い部分から縫っていきます。

 

裏地も寸法をきちんと取って縫わないと
表地とのバランスが悪くなって
仕上がりがダレたり引っ張ったりするので気を付かないといけません。

 

振袖 仕立て

 

白い生地胴裏の部分も縫っていきます。

 

胴裏と八掛をつなげて縫っていたら
次は表地と裏地を繋げる工程に入っていきます。

 

こちらの裏地縫いの工程は
動画で見られます!よかったらご覧ください。

 


 

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