和裁職人　かんぬき止め・虫止め・房をつくる

私たちは着物のお仕立てやお直しを
生業としておりますて、

スタンダードな着物はもちろんのこと

レザー着物やレースの着物
カープ浴衣のようなジャージ素材の着物
大衆演劇の着物、ステージ衣装の着物など

ちょっと変わった着物もご依頼があればお仕立ていたします。

そんな着物のお仕立てができるのは

当社の職人（和裁士）たちの
確かな技術があるからです！

ということで、
今回は和裁士の手元シリーズ、

かんぬき止め・虫止め・房をつくる

をお送り致します！

かんぬき止め

閂止め（かんぬきどめ）

止め縫いの一種。動きの激しい場所の生地が破れないように
縫い目がほつれないようにする和裁の技術の1つ。

和服だと袖付けのあたり
洋服だとジーンズのベルト通しの部分やズボンのファスナーの止め口など
強い力がかかる部分に採用されています。

虫止め

虫止め（むしどめ）

止め縫いの一種。閂止めと同じく
動きの激しい場所の生地が破れないように
縫い目がほつれないようにする和裁の技術の1つ。

かんぬき止めよりも少し丈夫なので
袖付けのほつれ防止には虫止めをされる方もいます。
※閂止めより強いですが少し目立ちます。

房をつくる

房をつくる

こちらは上2つ（閂止め、虫止め）とは違い
補強のためではなく、飾り縫いです。

糸がふさふさ～ってなっているのが美しいですよね。

ということで、和裁の止めの技術でした。

こちらの3つは動画で見られますので
和裁士の手元を見て勉強したい！
という方はぜひご覧くださいませ。