衣紋抜きの取り付けは
着物を着慣れた方でもなかなか面倒ですよね。
こういうのはプロに頼んだほうが・・・
という方もいらっしゃいますが
プロに頼むのはコストがかかるし
自分でできるようになるなら自分でやりたい!
という方のために
今回は当社の和裁士が衣紋抜きの取り付けをしている手元を公開したいと思います。
お時間のある方は動画をご覧くださいませ
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衣紋抜きの取り付け方を写真で解説!
自分でできるようになると
またまた着物が楽しくなる衣紋抜きの取り付け
お写真で解説していきます。

①仕立て上がった長襦袢の衿付けの部分をほどいていきます

②衣紋抜きが背中心に来るように衿から通します。襦袢の背中心と合わせます

③左右に待ち針を打ちます。衿が丸く付いているので流れに沿って取り付けできるように。

④衣紋抜きの端の部分は一番力が加わって外れやすいので4~5重に返し縫をします。

⑤衣紋の部分はグッと力がかかるので返し縫いをしていきます。2歩進んで1歩下がる。返し縫いは普通の4~5倍強くなります。

⑥端の部分で4~5回返し縫いをします

⑦衿がボコボコになると美しくないので、伸ばしながら調整して待ち針を打っていきます

⑧クケ付けていきます

⑨最後に留めを作って完成です!

⑩完成です。きれいに衣紋が抜けてます。

このように衣紋抜きの取り付けを解説してきましたが、
難しいし時間も無いのでプロに頼みたい!
という方にはアシスターはご依頼受け付けております。
衣紋抜き取り付け 4,700円(税込、送料別)です